大阪 枚方 山田眞三の言葉

12月の言葉

漁業型企業 農耕型企業
メーカーは農耕型

来る日も来る日も、額に汗して田畑を耕し、
一生懸命努力した末に、秋の収穫を迎える。
毎年毎年のことである。
時に、台風や災難が降りかかり、収穫が全く無い年もあるが、それは、神の仕業。
仕方の無いことである。

建設会社は漁業型

ある日、港に二艘の船がいた。同じ大きさの船で、同じ餌と同じ漁具を積み、同数の乗組員を従えて、全く同時に港を出た。
日が暮れ、二艘の船が港に帰ってきた。
一隻は大漁、もう一隻は全くのボウズだった。

農家の人たちは漁師に餌や水や食糧を買ってもらい、せっせと漁船に運び込む。
いつも百姓と漁師は仲良く話し込み、百姓は漁師のことを何でも知っていると自負していた。
ところが、百姓は、漁師が港を出て行き、その大海原の荒波の上で、何をしているのかは、実のところ、何も知らなかった。
漁師は、”戸板一枚 下は地獄”といわれる世界。仲間同士は助け合い、互いの言動に全責任を持っている。

建設会社と建材メーカー
お互いを知っているようで、知らない仲なのかもしれませんねぇ〜?


建材メーカーは、ロングランナーで努力家。でも、責任感は案外薄い。

建設会社は、見かけ以上に責任感は強いが、
        くらし
その日勝負だ。